2015年3月12日木曜日

会費

毎度長くてすみません
林嵜です。


青年会議所のメンバーは年会費を支払い会員活動を行っている。
会費は概ね10万円。


メンバー募集の際にこれがネックとなるケースは少なくないと思うが、それはスポーツクラブであっても、趣味のサークルであっても同じと言える。
そもそも月割すると10,000円程度だ。
私が通うスポーツクラブも月会費は10,000円だ。
金銭が発生する事に於いて重要なのはその対価を得られるか?だ。
買い物も然り。
ただ、少し違いが出るのは「誘われる」か、「自ら能動的に門を叩くか」の違いである。
スポーツクラブであれば、「健康で逞しい身体を手に入れたいから。
趣味のサークルでは、「趣味の合う仲間との出会いを期待して。」など
そういった理由・目的のもと、年会費を支払う事を前提に手続きをしに行く。

では青年会議所ではどうか?

ここで一つ。
私が青年会議所に入会してから、思うことがある。
それは告知があまり上手ではない。
簡単に言うと、かなり楽しく素晴らしい事をやっているのに、市民の認知が行き届いていない。
それは青年会議所の内部的な構造が起因しているのだと思うが、話すと長くなるのでまた次回。
ともあれ、その素晴らしい活動の中で、どれだけのものを得られるかということを理解すれば、またそれが自分にとっていかに有益なものかという事に結びつけば、きっかけは勧誘であったとしても年会費の対価としては十分だ、と私は思った。

したがって活動の告知が行き届き、「こんな事をやっているなら、わたしもやりたい!」と多くが思ってくれれば、先述の様に自ら能動的に門を叩く人も増えるのではないかと。

それともう一つ。

「高額なセミナーとかあるけど、あれはセミナーの内容も当然だが、同じ対価を支払って来る人との繋がりを持つことが大事なんだよ」
・・・見た目とは裏腹にこんなカッコいい一言を放ったメンバーがいる。
そこなのだ。この一言はとても腑に落ちた。

青年会議所は経営者が主だっているものだが、スーツを着た経営者、作業着の経営者、二代目経営者、雇われ社長、士業、飲食、サラリーマン、と様々だ。
とくに茅ヶ崎青年会議所は、土地柄「茅ヶ崎が好き!」という人も多く、それ故か主婦の方までいたりする。
年齢もバラバラだ。

一つ同じ事は、みな同じ年会費を払っている。
同じ金銭負担のもと、立場も年齢も違う大人が、同じ方向を向いて活動をすると
言う事に、青年会議所の醍醐味があるのではないかと私は思う。
時に意見の相違からケンカする事もあれば、泣くこともある。
はたして大人になって、このような事はあるだろうか?
社長は社員と友達にはなれない。社員も社内で友達を作る事は微妙だとおもう。

仕事の時間を削ったり、反対に仕事でJC活動まで時間が割けなかったり、メンバー持つ背景は様々だが、一旦は「うん」と頷き会員となった人たちは、仕事の利害が限りなく薄く、本当に友達に違い存在になれるのだと思う。
これも青年会議所の醍醐味にひとつであると、私は思う。



林嵜 塁


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